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若手社員奮闘記! ~ICTへの取り組みについて~
こんにちは!奧村機械株式会社採用担当の松野です!
皆さん、建設現場についてどのようなイメージを持たれているでしょうか?
泥臭いイメージや、熟練した職人さんが巧みに機械を操るような現場を想像されるかと思います。しかし、建設現場でもICT化が進み、スマートに生産性・安全性を向上させているんです!
今回は、ICT施工について学び、提案を実践している若手社員に、現在行っている業務や取り組みについてインタビューしてきました!
Q1)お客様から、現場でICTを活用した工事を行いたいとお仕事の依頼をいただいた場合、まずはじめにすることはなんですか?
A1)まずは、お客様が受注した工事の内容やどのような作業でICTを活用したいのかをヒアリングすることから始まります。ICT機器を活用すると言っても、工事現場のすべての工程で活用できるわけではないんです。
Q2)それではICTは、どのような工事で使用することができるのでしょうか?
A2)そもそも、ICTとは「Information and Communication Technology」の略で、日本語では「情報通信技術」と訳されます。単にコンピューターやネットワークを使用するだけでなく、様々な情報や技術を「共有」し活用する方法のことを言います。
工事現場では、取得したデータを加工し、重機や測量機械と共有することでICTを活用することができます。熟練した技術がなくても設計したデータのとおりに機械が稼働し施行が進むような現場で使用されています。私が知っている中では、宅地造成や地盤改良、河道掘削で使用されていました。
Q3)ヒアリングを終えたあとはどのような業務に取り掛かりますか?
A3)施工内容や日程などが決まると、それに合わせた事前準備に取り掛かります。事前準備でも、はじめにデータ(情報)についての準備をまず行います。ICT施工では位置情報を活用するので、衛生の受信状況が良好であるかを調査したり、お客様自身が事前に用意された現場の設計データを確認して必要であれば専用のソフトにて編集を行ったりもします。
その後に、レンタルしていただくICT用の建設機械について事前準備を進めていきます。まずは建設機械に作成した設計データを読み取るシステムが正常に稼働するかを確認するシステムの精度確認を行います。
次に、確認・編集した設計データをICT用の建設機械に取り込みます。ICT用の建設機械が設計データと現在地情報をリアルタイムで確認できるようになれば、この事前準備はひとまず終了です。
ここからは実際に施行がスタートし、機械がデータ通りに現場の工事を進めていきます。ここまでが、ICTを活用した工事の大まかな流れになります。
Q4)ICT用の建設機械とありますが、どのような機械なんでしょうか?
A4)ICTを活用した工事は様々な機械を使用したうえで成り立ちます。まずは設計データを作成するための現場の測量機、建設機械の正確な位置情報を取得するためのGPS機器、設計データを機械に取り込むための端末など様々な機械を重機に取り付けます。なかには予めICT機器が備え付けられた仕様の重機もあります。
Q5)ICTや施工に関する機器については、どのように学んでいるのでしょうか?
A5)協力会社様からいただいた資料や、ネット内にあるカタログや教材などで勉強しています。実際に現場での活用依頼があれば、協力会社様にお願いしてお客様の要望に応えると同時に、私自身も勉強させていただいています。私が挙げた工事現場でのICT活用例以外にも、様々な現場でICT施工は活用されているようなので、日々勉強していくことで迅速かつ正確なサービスを提供できるようにしていきたいと考えています。
以上、若手社員インタビューでした!
実は先日、実際にインタビューした社員に、23年卒の新入社員向けにICT施工の勉強会を実施してもらいました!
協力会社様にも協力してもらったとはいえ、若手社員にとっては初めて主導して講師の経験をしてもらいました。
説明資料の作成から、当日の段取りまで上司のアドバイスもありながら、しっかりと研修を実施してもらえました。
若手であってもやる気があれば、挑戦できる環境がオクムラにはあります。
“さあ これからだ”いつでも、今このときが始まりです。これからも様々なチャレンジを続けていきます!